MrダービーBoyです。
「既卒」として新たに就職活動を開始される方で「新卒採用枠」を考えられている方のために、現役のプロがメリット・デメリット について解説していきたいと思います。
既卒と言えど、就職活動における応募枠というのが複数ありますので、「あなた」に合う応募で就職活動を進めてみてください!
当記事をご理解頂ければ、必ず「就職活動の始め方」が如何に重要かお分かり頂けるだろうと思います。
ぜひ、私の実践を参考にしてみてください!
既卒はいつまでが新卒採用??
実際に「既卒」が「新卒採用枠」としていつまで対象となるのか具体的に解説していきたいと思います。
<新卒採用枠の場合>
新卒採用枠に応募する場合の制限は卒業後3年以内、年齢で言えば大卒で25歳、大学院卒で27歳と設定している企業が多くなっています。
実は国が「卒業後3年以内」というのを奨励金を出す条件としても設定しており、これに準じている企業が非常に多くなっているんです。
*企業によっては一部4年目でも可能という企業もあります。
ただ、「既卒の扱いは、企業によって大きく変わる」としか言えません。新卒者の枠に既卒を入れる企業と入れない企業で分かれます。
そのため、「既卒」で「新卒採用枠」を検討される方は各企業の募集要項で条件を確認する必要があります。
たまに募集要項にも記載されていない場合や、曖昧な書かれ方をしている企業場合もありますので、その場合の確認方法は2つです。
<既卒でも新卒採用枠となるかの確認方法>
①企業に直接確認する
②エージェント経由で確認する
この内「①企業に直接確認する」というのは少しハードルが高く感じませんか。
そこで「②エージェント経由で確認する」方法をおすすめします。エージェントは「あなた」がお客様になるので、決して無下な対応はしません。
但し、後述で詳しく解説しますが、既卒特化型エージェントでないと、「求人企業の情報にうとい」というミスマッチが生まれますのでぜひご紹介するエージェントをぜひ参考にしてみてください!
<アドバイス>
卒業からの年数が多くなればなるほど、就職活動時には不利になるので、とにかく早めに就職活動をする必要がある。ということを肝に銘じておいてください。
就職活動においても「思い立ったが吉日」です!
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既卒の新卒採用のメリット
それでは「既卒」が「新卒採用」で就職活動をする際のメリットについてまとめていきたいと思います。
上述でも説明していますが「既卒」とは、学校を卒業してから、様々な事情があるにしろ一度も正社員として就職をしていない人を指しています。
つまり「職歴・経験がない」ので、前職の会社とのトラブルやしがらみがなく、新卒の様な真っ白な状態で企業側は採用することが可能です。
だからこそ「既卒」にも「新卒採用枠」があるんです。
<企業のぶっちゃけ>
実際に私が企業に聞いている内容をぶっちゃけます。
企業側としては「既卒」は教育しやすく、自社の社風や環境に合った人材に育成しやすいというメリットがある。
と聞いています。
さらに、「未経験・職歴なし」の「既卒」にとってはありがたいもう一つのメリットがあります。
それは、新卒枠で入社してしまえば、新卒者と同じ待遇を受けることができるということです。
きちんとした研修制度を受けることができたり、給与面なども新卒者と同等の待遇となるので、一からスタートする「既卒」にとっては嬉しい点です。まさに一発逆点出来ると言えます。
既卒における「新卒採用枠」というのは、即戦力を期待されるのではなく、長い目で会社を背負っていける人材を期待されることになるので、人を育ててくれる環境があり、働きやすさも魅力の一つと言えるでしょう!
<簡単にまとめると>
【企業側】
新卒同様の人材で、教育しやすく自社の社風や環境に合う人材を育成できる。
【あなた】
研修や給与面等において新卒者と同待遇。即戦力というプレッシャーはなく、長い目で育成してくれる。
既卒の新卒採用枠のデメリット
近年、日本国内においては深刻な「人材不足」である。ということは皆さんもなんとなくご存知ではないかと思います。
企業が「既卒(大卒25歳・院卒27歳程度)」を「新卒採用」として採用する背景にはまさにこの「人材不足」が関係しており、「人材の確保」が企業の命題となっているからなんです。
そのため、「既卒」を「新卒採用枠」で募集している企業も多くなってきたということはご理解頂けると思います。
ですが、さらに理解頂きたいのは、
<企業のぶっちゃけ>
純粋な新卒者と既卒を比較した時に新卒者を選ぶ事も多い。
という事です。
そのため「新卒採用枠で応募はできたとしても採用されにくい」というジレンマが起きてしまう事がデメリットとも言えます。
とは言え、そんなことを言われても素人目には
「その企業が新卒者を選ぶ傾向にあるかどうか」
なんて事はわからないですよね?
だからこそ「既卒」の「就職活動の始め方」というのは非常に重要になってくるんです。終わりよければ全て良しとは言われますが、就職活動においては、始まりも終わりも良くなければいけないんです!!
既卒で新卒採用に適している方(事例有り)
「新卒採用枠」が適している年齢でいえば、22〜25歳程度までになります。
<よく間違いやすい点>
ちなみに「既卒」は一度も正社員の経験がない方を指していますので、 一度でも正社員を経験し、年齢が22〜25歳であれば「第二新卒」という扱いになります。
さらに、ややこしいですが一度でも正社員を経験し、短期で離職、今はアルバイト等でこれから正社員を目指すという方の場合。(以下の場合)
①新卒で入社(22歳)
②1年以内に離職(22〜23歳)
③離職後はアルバイトを1年(23〜24歳)
④正社員を目指す(今この段階)
という方は、「既卒」でもあり、「フリーター」でもあり「第二新卒」でもあるんです(笑)
とは言え、今回は「既卒」の「新卒採用枠」について解説していますので、そちらについて詳しくお伝えいたします。
「既卒」の「新卒採用枠」に対してこんな不安要素があることを私が実践を通して感じました。
確かに不安に思うことは当然だと思います。
上述の<既卒の対象者>でも挙げましたが、例えば、
◆公務員試験に全落ちしてしまった。
◆希望の企業から内定がもらえず就活浪人。
◆そもそも就職する気がなかった。
など。
新卒時に内定が取れなかった・就職活動をしていなかった等、「既卒」には様々な理由があると思います。
↓結論から言ってしまうと↓
「新卒採用枠」に適している方は上記の理由が明確に伝えることができる方
ということです。
具体的にどういう事か上記で挙げた事例で解説していきます。
<具体的な事例>
就活を進めていると、面接が必ずあります。そこで面接官から「卒業後にどのように過ごしていたのか?」と言わば空白期間を聞かれます。
例えば、
<公務員試験に全落ちしてしまった方>
「公務員を目指し、試験に向け邁進してきたので就職活動は行っていなかった。しかし、自分の中の決断として公務員は諦め、民間企業への就職を決めた」
<希望企業から内定が出ず就活浪人中の方>
「前年は〇〇のように考え、〇〇といった活動をしてきたものの、業界研究や自己分析をした結果、〇〇の様に考え方が変わり、○○を志望するようになりました。」
<元々「就職する気がなかった」という方>
そういう方も「新卒採用枠」が適していないというわけではありません。
「当初は就職する気はありませんでしたが、アルバイトなどを通じて、次第に企業に就職しもっと大きなフィールドで責任を持って仕事をしてみたいと感じるようになった。また○○業界について調べれば 調べるほど興味が湧いてきて、就職・仕事に対する姿勢・意欲が変わった。」
など説明が付きますよね。
<企業のぶっちゃけ>
最も気になっている点は「卒業後にどのように過ごしていたのか?」ということです。
つまり、卒業後に「自分磨きをしていたか」「どんな経験をしたのか」「考え方が新卒とどう変化したか」
結論でもお伝えした通り、しっかりと根拠を持って説明する事ができれば、「新卒者」に劣ることはない。ということです。
そもそも「新卒採用枠」において「新卒者」と「既卒(大卒25歳・院卒27歳程度)」の違いって年齢だけですよ。
「新卒採用」での就職活動を考えている方はぜひこの点を踏まえて準備しておいてください!
ちなみにエージェントに登録・活用することでぶっちゃけですが、いくらでも理由は作れます。(もちろん嘘はNGですが)
というのもそういう方をサポートするのも我々キャリアアドバイザーとしての仕事の一環でもあります。
しっかりとした理由があれば、企業側も納得します。
最初から「既卒」を無下に扱うということはありえませんし、そんな企業は入社しなくてよかったと思ってください。
もちろん何かしらアピールできる武器があればなおさら良いですが、そういう方のほうが珍しいので、「既卒」で「新卒採用枠」で就職活動を進める際にはしっかりと理論武装していくことが重要になってきます。
でもそれは一人では難しい。だからこそ何度も言っていますが「就職活動の始め方」が大切なんです!
さて、「新卒採用枠」に適している方というのがお分かり頂けたところで、どのように就職活動をスタートさせていけば良いか具体的に以下に解説していきます。
<合わせて読まれている記事>
既卒の新卒採用での就職活動の始め方
既卒が改めて「新卒採用枠」での就職活動をスタートしようと考えた時にどのように始めれば良いかということを現役キャリアアドバイザーが解説します。
始め方が間違っていると内定が出るものも出ません。
「新卒採用枠」だろうと「中途採用枠」であろうと就職活動の始め方(入口)は同じです。
結論から言ってしまうと。
就職エージェントに登録・活用する
ことです。
ここまでは様々なサイトでも書かれていますよね。
但し、注意が必要です!!
「とりあえず」「なんとなく」で大手総合型就職エージェント(リクルートやdoda等)に登録していませんか?
「既卒 就職エージェント おすすめ」とかで調べると、まぁ「リクルートやdoda」が検索で出てきますよね。さらにCMや広告があるので、どうしても大手だからと登録してしまいがちです。
心当たりはありませんか??
それが就職失敗の一番の原因なんです。
<これだけは覚えておいて>
就職エージェントは必要ですが、「あなた」の属性に合った就職エージェントへの登録が必要!
・第二新卒なら第二新卒特化型へ
・ニートならニート特化型へ
・既卒なら既卒特化型へ
ということです。
なぜ「リクルートやdoda等」いわゆる総合型就職エージェントでは就職に失敗してしまうのか?その理由も詳しく以下のページで解説しておりますので、私がおすすめする就職エージェントと合わせて参考にしてみてください。
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まとめ
既卒が「新卒採用枠」で就職を考えた時に「あなた」が当てはまっているのか。あるいは適しているのか。ということはお分かり頂けたでしょうか。
極論を言ってしまうと、現段階で「新卒採用枠」など考えるよりもまずは「あなた」に適した就職エージェント(既卒特化型)に登録をして、担当者(エージェント)に相談をしてみることをおすすめします!
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