現役アドバイザーのMrダービーBoyです。
「サービス残業」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
残業代を支払ずに残業させていることですね。
働いているのにお金が出ないなんて違法ですが、実際にはそういうブラック企業もたくさんあるんです。私がキャリアアドバイザーとして実際に遭遇したブラック企業のサービス残業の実態を解説していきたいと思います。
もし「あなた」の会社がブラック企業ならばホワイト企業へ転職したくないですか?
ブラック企業を排除し転職する事はできますので、ぜひ読み進めて頂ければと思います。
◆目次
サービス残業は違法
サービス残業が違法と言われてもピンとこないですよね。
<労働基準法37条では>
「時間外労働(残業)、休日に労働した場合は割増賃金を支払わなくてはならない」
と定められています。
万が一守らないと労働基準法違反となり「懲役6か月又は30万円以下の罰金」科せられる可能性があります。
ただし、この違反は極めて悪質なケースに科されるのが通例のため、なかなかサービス残業を阻止できないのが実態なんです。
だからこそ、みなさんにはサービス残業の実態について知っておいて頂きたいのです。
法律は大切です、ですが、あなたの知識もそれ以上に重要になってくるのです。
知っている・知らないでは大きな差なんです。
サービス残業が起きる3つの原因
なぜサービス残業が起こってしまうのでしょうか。
3つの原因
- 経営陣が無知
- コストカット
- ブラック企業体質
主に上記3点がサービス残業が起きる大きな要因とされています。
①経営陣が無知
ベンチャー企業などまだ小さな会社では労働基準法を理解していない経営者も意外と多いです。
しかし、さすがに「残業をさせたら残業代を支払う」ということは最低限知っておかなければなりません。
実際に私が出会った経営者の中には「知っているけど無知を装いサービス残業をさせている」という最悪のパターンもありました。
このように無知を装い何等かの方法で支払いをしないようにしたり、故意に免れようとするケースが実は散見されているんです。
②コストカット
会社で最もお金が掛かっている部分ってみなさんご存知ですか?
「人件費」なんです。
そのためブラック企業は少しでも人件費を削減しようと違法と知りつつもサービス残業を放置しているケースも多々あります。
またブラック企業に従事している社員は・・・
周りの環境がそういう状態のため、麻痺してしまっているんです。もし「あなた」がこんな風に思っていたら、軽い洗脳状態なんです。
なので私の記事を読んでいただき、ご自身の環境がいかに劣悪なのか理解することから始めてみてくださいね!!
③ブラック企業体質
悪い経営者はこんなことを思い、改善もせず従業員をコマのように扱っています。
Aさん:残業代を請求させてください!
悪い経営者:申請なんて君だけだぞ?サビ残なんて当たり前だし、そんなことじゃ会社で通用しないよ?
となんだかんだ理由をつけて請求を棄却させるのです。
こんな会社であれば間違いなくブラック企業、あるいはブラック企業体質なのでご注意ください!
「あなた」が今勤めている会社がブラック企業なのか、13項目でチェックしてみてください!診断をしてみてから転職を考えてもOKです!まずは一度ご覧ください!
また確実にブラック企業であり、転職を考えている方は、ブラック企業排除を行っている転職エージェントのウズキャリを検討してみてください。
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ブラック企業のサービス残業の実態
さてそれでは、実際にはどんなサービス残業が横行しているのか解説していきましょう!!
上述でも挙げましたが、悪い経営者はなんとか残業代を払わないように手段を考えます。もしかすると既に「あなた」に当てはまっているかもしれません。
私が様々な人から聞いたブラック企業の実態をご紹介していきます。
早起き不可避の朝残業
残業といえば、通常終業時刻以降とイメージしがちですが、始業時刻前に働く場合にも残業扱いとなります。
「仕事が終わらないから早めにきてやる」と始業時刻前から仕事をしていた場合には残業代が支払われなければなりません。
朝は残業という概念がないかもしれませんが、就業時間外であれば残業です。もし支払われていなければサービス残業となります。
仕事を持ち帰る
家に持ち帰って仕事をした場合にはほぼサービス残業となります。
そのため、悪い経営者は定時に強制的に帰らせることで家で仕事をさせ残業代を支払わないというパターンもあるのです。
もちろん、自分のペースで仕事をしたいから持ち帰ってやるというのはサービス残業という区別にはならないかと思います。
定時以降の就業時間の記録なし
◆タイムカードを定時に強制的に打刻させる
◆定時以降の打刻ができない
など。ひと昔前に横行していたサービス残業の形態です。
近年では、電通事件があったりなど退社時間というのはかなり厳しい目を向けられているため減ってきています。
しかしいまだに横行している企業も存在しているのも事実です。
名ばかり管理職
管理職というと、聞こえはよくないですか?
実際「課長」や「部長」なんて呼ばれたり、昇進というのは嬉しいものですよね。
しかし・・・浮かれているのも束の間。
会社:転職くん、残業申請もらっているけど、君は管理職だから残業代はでないよ。
・・・・・・・
という状態に陥ってしまうんです!!
さてさて、簡潔にご説明しましょう。
もちろん管理職になるというのは出世ですから給料は上がるとは思います。
ではなぜ「転職くん」を管理職にあげたのか。実はこんなカラクリがあります。
こんなカラクリが!?
実は「労働基準法(37条)」では「管理監督者に残業代を支払わなくて良い」とされているんです。
そのためMrさんのように
◆課長に昇進(給料を上げる)
◆残業代はカット
結果的にブラック企業の狙いは、給料は上がるが、その上がり幅よりも残業代がカット出来るほうがいい。というカラクリがあるんです。
上記の様なパターンで相談に来る方も大勢いらっしゃいました。
社内の独自ルールで「マネージャー」や「店長」「主任」などを管理職として扱い、長時間労働を強いる。というケースが非常に多いんです。
特に飲食業などでは「店長」として長時間労働を強いるケースがあり、過労死などで問題になっている部分です。
「昇進したと思いきや、残業代がでなくなって結果年収が下がった。付いてきたのは責任だけ」というなんとも言えない状況に陥る前に転職を考える!というのは一つの選択肢です。
残業時間(端数カット)
15分や30分単位で計算し端数をカットしその分の残業代を支払わない方法です。
<例えば>
18時定時として、18時40分まで残業した場合に残業時間を30分としてカウントし、
40分-30分=10分
は支給しないということです。
この10分がいわばサービス残業です。
覚えておいて
賃金計算は原則的に1分単位で集計・計算される必要があるということです。
しかし。
一定単位未満の労働時間は四捨五入で計算する方法は違法ではないとされています。
一般的には10分単位で集計・計算し四捨五入する企業がほとんどです。しっかりと1分単位で集計・計算してくれる企業は非常に優良企業である可能性が高いです。
逆に30分単位でしか残業として認められないなど制限があったとしたらそれはブラック企業体質である可能性が高くなるという一つの指標にもなります。
ブラック企業を排除し転職するには
転職をするからには、最初からブラック企業に当たらない事がベストですよね。でもそんな方法、素人であったり、ましてや転職が初めてな方にとっては難しいです。
結論から言ってしまうと。
転職エージェントに登録・活用する
ことです。
ここまでは様々なサイトでも書かれていますよね。
但し、注意が必要です!!
「とりあえず」「なんとなく」で大手総合型転職エージェント(リクルートやdoda等)に登録していませんか?
「転職エージェント おすすめ」とかで調べると、まぁ「リクルートやdoda」が検索で出てきますよね。さらにCMや広告があるので、どうしても大手だからと登録してしまいがちです。
心当たりはありませんか??
それが転職失敗の一番の原因なんです。
覚えておいて
転職エージェントは必要ですが、「あなた」の属性に合った転職エージェントへの登録が必要!
・第二新卒なら第二新卒特化型へ
・ニートならニート特化型へ
ということです。
なぜ「リクルートやdoda等」いわゆる総合型転職エージェントでは転職に失敗してしまうのか?その理由も詳しく以下のページで解説しておりますので、私がおすすめする転職エージェントと合わせて参考にしてみてください。
⇒第二新卒おすすめ転職エージェント12選!ランキングでわかる!
とにかく絶対にブラック企業だけには転職したくない!!
という方は以下の転職エージェントをおすすめ致します。
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サービス残業まとめ
本記事のまとめをしておきます!!
<サービス残業が起きる主な原因>
①経営陣が無知
②コストカットのため
③周りもやっているから
<サービス残業の実態>
①早起き不可避の朝残業
②仕事を持ち帰る
③定時以降の就業時間の記録なし
④名ばかり管理職
⑤残業時間 端数カット
<転職前の注意>
第二新卒は新卒時同様に、大手総合型転職エージェント(DODAやリクナビ等)に登録しがちです。しかし、記事内で転職エージェントの裏側をご紹介しましたが、実は大手総合型転職エージェントの活用が第二新卒転職の失敗で最も多い原因の一つです。
そのため、第二新卒は「第二新卒特化型転職エージェント」に登録する必要があります。
<ブラック排除エージェント>
公式サイト⇒ウズキャリ ブラック排除
公式サイト⇒DYM就職 書類選考なし
公式サイト⇒【第二新卒エージェントneo】
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ブラック企業のサービス残業の実態について解説しましたがいかがでしたでしょうか。
ブラック企業の経営者やその上司というのはひどい話「あなた」を駒としか見ていない傾向
にあります。
だからこそ本来支払われなければならないはずの残業時間がサービス残業として形を変えています。
もし「あなた」の会社がブラック企業ならば。
その会社に長く働いていたいですか??
ブラック企業であると少しでも思うのであれば転職、それもホワイト企業への転職をおすすめします。ホワイト企業への転職を成功させる方法は上述でご紹介した『ウズキャリ』あるいは『DYM就職』を活用することが最短の道のりです。
ぜひ参考になれば私もうれしい限りです。
でわ!MrダービーBoyでした。