現役アドバイザーのMrダービーBoyです。
第二新卒に限らずですが、嬉しいことに・・・
というご報告をよく頂きます。
それと同時に、親身にお付き合いしているとよく聞かれるんです。
私の仕事上の立場から言えば、非常に答えにくいところなんです(笑)
女性であればその会社の「産休・育休」制度などの視点も加わると思います。
それ以外の視点!
つまり、企業の「安定性」や「サステナビリティ」という点で解説していきたいと思います。
◆目次
複数内定が出たら企業を比較する
いざ、複数内定をもらって困るのが・・・
という嬉しい選択の反面、失敗したくないという不安の面もありますよね。
おそらくみなさん、企業を比較する際に・・・
一般的な比較ポイント
- 年収(給与・ボーナス)
- 福利厚生
- 勤務地
- 企業規模
- 従業員数
- 事業内容(仕事内容)
大きく5つに絞っていませんか。
全然間違っていません!
これで決めて頂いてもちろんOKです!
でも、比較しても大差がなくて最後の一押しがない
と困るものですよね。
その最後の一押し、つまり決定打をどう打つか!
その視点を次に伝授いたします。
ブラック企業のかどうかを判断する視点も非常に重要ですので、ぜひ以下のページを参考にしてみてください!
複数内定で迷ったら(最後の一押し)
となりますが、決めなければなりません!!(笑)
ではどこで比較するか。
最後の一押し
- 自己資本比率
- 流動比率
- 固定比率
- 口コミサイトを活用する
自己資本比率??流動比率??固定比率??
という方もいらっしゃると思います。
仕事によっては、ご存知の方もいらっしゃると思いますが。。。
いわば、この3点が企業の「安定性」であったり「サステナビリティ」を見る上での指標となりえます。
<サステナビリティとは>
サステナビリティとは企業の持続性、簡単に言うと長期的にその企業が経営を持続していけるか。という指標だとお考え下さい。
もちろん、、、これだけでその企業を全て網羅することはできません。
本気で企業診断する場合にはもっと細かく企業の負債額やキャッシュフローを見たりもするんです。
が!!!
一般の人が最低限知りえる情報で
最後の一押しをするのに十分な情報
となります。
自己資本比率で比較
<自己資本比率とは>
企業の健全性・安全性を示す指標。
自己資本比率が高ければ高いほど、倒産のリスクが低い
と言うことです!
【自己資本 ÷ 総資本 × 100=自己資本比率
様々なサイトでは40%とか50%以上あれば安心!と書いてありますが、そんな企業はごく一部です。
ごく一部=大企業がほとんどです。
中小企業がほとんどの日本では、基本的には20~30%程度あれば十分、健全と言えます!
40%以上あればかなり優良企業と言えるでしょう!
流動比率で比較
<流動比率とは>
①流動資産:1年以内に現金になる資産の事
②流動負債:1年以内に支払期限の到来する返済義務の事
【①流動資産÷②流動負債×100=流動比率
(例)
①100万円÷②80万円×100=125%
つまり!
100%を超えるということは、支払い余力があるという指標になります!
理想は200%以上と言われています。
つまり、負債に対して倍の支払い能力(倍の現金を持っている)があるということです。
しかし!!!
これまた200%を超える企業なんてほんの一部です。
一般的には120%以上あれば問題ない指標となります。
固定比率で比較する
<固定比率とは>
固定資産と自己資本とを比較したもの。
固定資産に投資した資金が返済義務のない自己資本でどれだけまかなわれているかを見るための指標です。
【固定資産÷自己資本×100=固定比率】
100%を超えると「借金に頼って固定資産を購入している」と言うことになります。
一般的には、100%を下回る事が理想とされていますが、日本の企業はドラマ「陸王」にもあったように、銀行からの融資を受ける企業が大半です。
そのため、100%を超えたとしても安全じゃない、とは言い切れません。
100%を一つの目安としてください!
口コミサイトを活用する
複数内定が出た際には「数字」で企業を比較することも大切ですが、それと同じくらい重要になってくるのが「生の声」です。
自己資本比率や流動比率、固定比率という「数字」はあくまで企業を外から見た情報でしかありません。
転職を成功させた「あなた」が次に考えることはやはり「転職で失敗したくない」ということですよね。
そこで、最後の一押しとして口コミサイトの活用をおすすめします。その中でも厳選した口コミサイトを以下にご紹介致します。
複数内定におすすめ口コミサイト
口コミサイトにはご存知の方もいらっしゃると思いますが、「転職会議」や「VORKERS」という口コミサイトが存在しています。
どちらも有名ですが、私がおすすめするのはそのどちらでもありません。
『キャリコネ』
イチ押しポイント
会員登録自体、当サイトから無料ですることもできますし、何よりも企業の口コミ情報の信憑性が非常に高く、最も生の声を反映しており、さらに使いやすいと非常に評判です!
既に「転職会議」や「VORKERS」という口コミサイトに登録されている方は改めて必要はないかもしれませんが、登録をしていない方は企業を調べる上でも非常に活用できますので、登録をおすすめします!
また転職エージェントにまだ登録していない方はぜひ以下のページを参考にしてみてください。20代向けの転職エージェントをランキング形式でまとめております。
⇒第二新卒おすすめ転職エージェント12選!ランキングでわかる!
さらに現在ニートの方は以下のページを参考にしてみてください!
内定先の企業の調べ方
最後の一押しである・・・
◆自己資本比率
◆流動比率
◆固定比率
いわゆる企業を客観的にみた指標を調べる方法をご紹介します。
上場企業であれば、ホームページに「IR情報」として掲載されているケースもあります。
調べる方法
◆四季報
◆本屋で企業情報誌を見る
◆帝国データバンクを活用する
◆東京商工リサーチを活用する
一番手っ取り早いのは、「帝国データバンク」と「東京商工リサーチ」を活用することです。
ただし、調査内容を入手するのには「コスト(数万~数十万」が掛かるため、もし在職中の会社で入手できるなら入手してしまうべきです。
「コスト」を度外視で行けば・・・
<調べるおすすめ順>
1.帝国データバンク・東京商工リサーチを活用
2.ホームページで検索・調査(企業調査にもつながります!)
3.本屋・図書館で調べる
図書館や本屋に行けば、企業情報誌があるはずですので、そこで立ち読みで調べてしまうのも手です。
複数内定で困った時のまとめ
本記事のまとめをしておきます!!
<一般的な比較>
1.年収
2.福利厚生
3.勤務地
4.企業規模
5.従業員数
<客観的な比較>
◆自己資本比率
◆流動比率
◆固定比率
<客観的比較での調べ方>
◆四季報
◆本屋で企業情報誌を見る
◆帝国データバンクを活用する
◆東京商工リサーチを活用する
帝国データバンクや東京商工リサーチの活用は最も楽だがコストがかかる。そのため可能であれば在職中に取得してしまう事!
<内部の比較>
口コミサイトで元従業員等の生の声を調べる
<おすすめ口コミサイト>
他にも「転職会議」や「VORKERS」という口コミサイトがありますが「キャリコネ」が最も生の声を反映しており使いやすい!
いかがでしたでしょうか。
迷った時の視点として役に立つと思います。
とは言え、最後に決めるのはやはり「あなた」です。
その会社に合いそう!というフィーリングが大切な時もあります!
ただ直観で「あなた」の人生を左右する選択をするよりも少し現実的に見てはいかがでしょうか。
でわ!MrダービーBoyでした。