第二新卒

新卒入社するも残業が多い!辞めたい方が取るべき行動!

新卒入社するも残業が多い!辞めたい方が取るべき行動!

現役アドバイザーのMrダービーBoyです。

せっかく新卒で入社したのに、いざ入社してみると「想像と全く違う」「こんなに残業が多いなんて・・・」と現実に直面している新卒も多いのではないでしょうか。

現役キャリアアドバイザーとして新卒の転職サポートをしていると、非常に多い退職理由の一つとして挙げられます。

そこで、残業が理由で仕事を辞めたいと考えている新卒が取るべき行動を実践や実体験も交えながら解説していきたいと思います。

こんな疑問を解決!

①周りと比較してみる

⇒一般的な残業時間は?

②サービス残業になっていないか

⇒ブラック企業体質?

③辞めたい新卒が取るべき行動

⇒3つの行動

主に上記3点に的を絞り、残業が多く辞めたい新卒が取るべき行動を順に解説していきます!

新入社員の残業時間(入社3ヶ月)

新入社員の残業時間というのは、他の社員に比べて少ないのが一般的です。

特に新卒入社の場合には、入社後にまず「マナー研修」「その企業の研修」が約3ヶ月程度用意されています。

研修の終了時間はだいたい定時、あるいは定時前に設定されているので最初の3ヶ月間、つまり「研修期間中は残業はない」のが普通です。

ただ、企業によっては研修後に先輩社員とのOJTが用意されており、定時を過ぎてから「ご指導ご鞭撻を受ける」ということもあります。そのため。

入社3ヶ月の残業時間

入社後の残業時間は一般的には「0~15時間程度」と見なしています。

とは言え、新卒で入社して「15時間程度でも少し多いな」と感じるのは当たり前で、確かに先輩社員などから教えてもらうことも多いので当然ですが、周りの先輩社員をよく見ておく事をおすすめします。仮に3年目の先輩がいて、その先輩がどの程度残業しているのか。というのは将来の「あなた」の指標にもなります。

万が一、現時点で研修もろくになく、残業時間が30~50時間、あるいはそれ以上となっている新卒がいるとしたら、かなら危険な状態、ブラック企業体質である可能性が非常に高くなります。

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私の元に相談に来る方でやはり、そういった方もいらっしゃいます。我慢する必要はありません。3ヶ月以内でもしっかり転職をすることはできますので、「ちょっと危険だな」「将来的に持たないな」と思ったら以下の記事を参考にしてみてください。

新卒入社し3ヶ月以内で転職する方法をプロが実践解説!

新入社員の残業時間(入社半年以降)

研修も終わり、ある程度「仕事とはどういうものなのか」ということが見え始めている頃です。それなりに仕事を覚えてきたタイミングで残業が増えてくることが多いです。

ただ、会社によっては最初の1年は研修や教育の為、残業はさせないという会社も多いです。

もちろん残業時間は会社によって大きく異なるため「いつまでも残業がない」「先輩を見ても残業を全然していない」という会社もあります。そういった面では上述でもアドバイスした通り。

周りの先輩社員をよく見ておく事をおすすめします。仮に3年目の先輩がいて、その先輩がどの程度残業しているのか。というのは将来の「あなた」の指にもなります。

全く残業がない会社もあれば、もちろん残業をしている企業もあります。

入社半年移行の残業時間

半年以上経過した新卒の平均残業時間は、およそ20時間から30時間残業をしている人が多いです。まだ一人で仕事をこなすことは難しく、なおかつ仕事の効率化という所まで辿り着けていないという要因も挙げられます。

実際に今の「あなた」の残業時間が月にどの程度あるのか。それと上記でご紹介した一般的な残業時間と比較してみて多いのか、少ないのか。あるいは意外と平均程度だったのか。

ということを今一度比較してみてください!

<実は私も残業が原因で転職>

新卒で大手ハウスメーカーにインターンシップも受け入社。早く一線で活躍したいと思っていました。

そして3ヶ月の研修後、展示場へ営業として配属。ここまでは順調でした。しかし現実は4ヶ月目くらいから見え始めてきました。

早朝出勤(7時)は当たり前、お客様を持つと見積作成・簡易図面・CADや先輩方の雑務と気づけば24時を回ることが当たりまえでした。

そして月の残業時間は10時間までと決められていました。当時は特に気にしていなかったですが、月80時間以上残業しているのにたったの10時間分しかでない!今となると恐ろしいと感じます。

仕事も残業も「私だけがたまたま」ならよかったのですが、周りの同期、そして2~3年上の先輩を見ていてもみんな同じ状況でした。

体力的にも将来の不安も同時にあり、大手という肩書など気にする余地もなく、約半年で退職し、今の職に就いています。

もし当ページをお読み頂いている方の中で多大な残業を強いられている場合には注意が必要です。特に80時間以上の残業は過労死の可能性が高くなる過労死ラインとされていますので、そうした環境下で働いている人は体を壊す前に転職するという選択肢を持っておくことも必要です。

新卒入社でサービス残業になっていないか?

少なからず残業をするというのは仕方のない事ですし、誰しもがそのことを理解しながら仕事をしていますよね。

しかし、残業したにも関わらず正規の残業代が支払われない。ということは違法に当たります。もし万が一支払われていないという場合には違法はもちろんの事、間違いなくブラック企業体質です。

とは言えサービス残業が違法と言われてもピンとこないですよね。

<労働基準法37条では>

「時間外労働(残業)、休日に労働した場合は割増賃金を支払わなくてはならない」

と定められています。

万が一守らないと労働基準法違反で「懲役6か月又は30万円以下の罰金」科せられる可能性があります。

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さらに詳しく知りたい方は、「ブラック企業のサービス残業の実態」「ホワイト企業への転職方法」を以下の記事にご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!

サービス残業の実態!ブラック企業から転職する方法

残業が多く辞めたい新卒が取るべき行動

新卒が残業時間(拘束時間)が原因で退職を考え、転職を前提にしている場合に「取るべき行動」というのを現役キャリアアドバイザーが順に解説していきます。

<取るべき行動>

①転職前に現在の会社がブラック企業か診断

②退職前に転職活動をスタートし内定を!

③退職を決めたら円満退社を!

とにかく周りの先輩社員を見ても、将来性を感じないし、残業や休日出勤が多すぎてプライベートの時間が持てない。そんな生活は嫌だ!という方は早々に転職を考えた方が良いです。

新卒の転職は「第二新卒」という扱いがメインとなりますが、この「第二新卒」、つまり「あなた」方の需要は非常に高いんです。その理由については脱線してしまいますので、以下の関連記事を参考にしてみてください。

さて、それでは早速<取るべき行動①~③>について順に解説していきます。

取るべき行動①転職前にブラック企業診断

「残業が多いからブラック企業」と決めつけてしまうのはよくありません。残業が多くてもしっかりと残業代が支払われていれば、人によってはブラック企業と感じない人ももちろんいらっしゃいます。

もちろん「残業が多いから辞めたい!転職したい!」というのは全然当たり前の退職理由になりますので、問題はありません。

退職理由の例文7選!転職面接の伝え方・職務経歴書の書き方

そこで転職を決断する前に一度、自分の会社がブラック企業なのか?ブラック企業体質なのか?という事を把握してみる!という行動を起こしてみてください。

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ブラック企業か、ブラック企業体質かどうか。ということを「13の判断基準」で「あなた」の会社が何個当てはまるのかを把握してみてください!

13の項目にはそれぞれ解説も付いていますので、非常にわかりやすいと思います。ぜひお試しください!

転職前にブラック企業を診断!ホワイト企業へ転職する方法

取るべき行動②退職前に転職活動スタート

いざ、退職を決めたのならば次の行動に移ります。

「今すぐにでも辞めたい!」という方は辞めても大丈夫ですが、「まだ持ちこたえられそう」という方はなるべく退職前に転職活動をスタートしてください!

実は転職には意外にも転職活動における交通費や、辞めたら辞めたで失業保険があるし!なんて思っている方もいて案外理解されていない方が多いです。

ポイント

退職前に転職活動をし内定を取ることで、転職先に入社するまでの期間でお金に苦労しなくて済むというメリットもありますので、よく考えてみてください!

第二新卒としての内定までの期間、一般的な貯金額、失業保険については以下の記事にまとめておりますので、参考にしてみてください。

退職後の転職活動は注意!内定期間や転職にかかる費用

実際の失敗しない転職活動の方法については、後述で詳しく解説しますのでこのまま読み進めてみてください!

取るべき行動③退職を決めたら円満退社

今すぐに辞めたい方も、内定が出てから退職を切り出す方も共通して言える事は、退職時には「円満退社を目指しておく」ということです。

新卒でなおかつ早期退職・短期離職となると、会社からしても「せっかく入社した若手を手放す」ということになります。

上司によっては引き止めてくる人もいます。引き止める理由としては大きく二つあります。

<上司が引き止める理由>

「あなた」が貴重な戦力であるから

上司の保身(部下を辞めさせてレッテルを貼られる)

いずれにしても、転職先が決まっており、退職の意思が固ければ引き止めも上手く回避しなければなりません。

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「退職の通告は1ヶ月前」がほとんどですが、今一度「就業規則の確認」をしておいてくださいね!以下に上司への切り出し方を詳しく解説しています。実際に退職のタイミングが来たらでOKです。一度目を通しておくのもOKです!

退職は上司への伝え方次第!円満退職のコツをプロが解説!

新卒が退職を上司に切り出す4つの注意点

新卒は退職代行サービスをおすすめ

実は最近では退職代行サービスが増えてきました。

「無駄な争いを起こしたく」

「新卒で入社してすぐ辞めるのも気が引ける」

「もう二度と会社の人と関わりたくない」

など理由は様々あると思います。

そして、一人で退職を伝えたところで、実際に退職するまでには時間がかかります。有給を消化出来れば良いですが、新卒の場合にはほとんど有給は溜まっていませんので、消化したとしても10日前後程度しかありません。

そこで、それらを回避するためにも退職代行サービスを利用する事がもっとも得策です。

実際に弁護士を通して退職を行うので、企業としても下手なことは出来ません。そして、退職日など全て代行してくれるので、新卒にとっては非常に安心感があります。

当然費用は掛かるのですが、プロの弁護士に任せることが出来るので、無理なく無難に退職をするのであれば退職代行サービスを検討してみてください!

【公式サイトはこちら】

汐留パートナーズ法律事務所の退職代行サービス

残業が多く辞めたい新卒の失敗しない転職方法

さてこれから「第二新卒」として転職活動をスタートしようと考えられている方のために、ミスマッチをなくす、つまり失敗しない転職活動の始め方を現役キャリアアドバイザーが実践を解説していきます。

転職は内定がゴールではありません内定はあくまで転職成功の前提であり、「あなた」の希望する仕事や勤務地、想像していたのと違う、残業が多すぎる。などの不安や不満を解決することが転職成功と言えます。

だって転職はなるべく繰り返したくないですよね。

ということで本題に入ります。

結論から言ってしまうと。

転職エージェントに登録・活用する

ことです。

ここまでは様々なサイトでも書かれていますよね。

但し、注意が必要です!!

「とりあえず」「なんとなく」で大手総合型転職エージェント(リクルートやdoda等)に登録していませんか?

「転職エージェント おすすめ」とかで調べると、まぁ「リクルートやdoda」が検索で出てきますよね。さらにCMや広告があるので、どうしても大手だからと登録してしまいがちです。

心当たりはありませんか??

それが転職失敗の一番の原因なんです。

覚えておいて

転職エージェントは必要ですが、「あなた」の属性に合った転職エージェントへの登録が必要! ・第二新卒なら第二新卒特化型へ ・ニートならニート特化型へ ということです。

なぜ「リクルートやdoda等」いわゆる総合型転職エージェントでは転職に失敗してしまうのか?その理由も詳しく以下のページで解説しておりますので、私がおすすめする転職エージェントと合わせて参考にしてみてください。

第二新卒おすすめ転職エージェント12選!ランキングでわかる!

上記のページで紹介している転職エージェントは全て新卒の転職、つまり第二新卒特化型の転職エージェントになりますので、確実です!

中には「ブラック企業の徹底排除」「書類選考なし」など特徴ある転職エージェントが存在していますので、必ずタメになると思います!

とにかくおすすめの3社は以下にご紹介だけしておきます。

人気エージェントランキング

【1位】ウズキャリ

20代専門かつ内定率86%!最大のメリットは「ブラック企業排除」の徹底!まずは簡単30秒登録へ!

【2位】DYM就職

【3位】第二新卒エージェントneo

正社員求人100%経歴・学歴不問短期離職・未経験職種OK公務員から民間もOK!ほとんどのスタッフが第二新卒を経験。キャリアカウンセリングでは過去の経験や学校での過ごし方、就職活動の経験や部活動から「あなた」の性格や考え方を踏まえ求人の紹介、将来のキャリア形成のお手伝いもしてくれます。

第二新卒としての転職活動の進め方や流れについて不安な方は以下のページを合わせて参考にしてみてください!

第二新卒の転職活動の進め方・流れ・始め方の全て

でわ!MrダービーBoyでした。

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