現役アドバイザーのMrダービーBoyです。
最後の関門である、最終面接。。。
よく聞くのが、
と言った根拠なき言葉です。
という言葉も同じくらい良く聞きます。
そこで現役キャリアアドバイザーとして実際に大企業・中小企業の社長や役員の方から聞いた情報を元に最終面接を突破するための方法をご紹介致します!
◆目次
最終面接は普通に落ちる!?
企業にもよりますが転職活動者の場合、
一次面接・二次面接・最終面接という
3段階面接方式が主流です。
どの面接でも共通していますが、
<面接共通点>
質疑応答での回答から得られる情報や、服装・話し方・立ち居振る舞い・表情など様々な要素から「あなた」の柔軟性・対応力・コミュニケーション能力などを総合的に判断して評価しています。
特に「一次・二次面接」では人事担当者や採用予定部署の上司がメインに「あなた」を判断します。
そして、そこでOKと評価された「あなた」が辿り着くのが最終面接です。
順当にいけばそうなるわな!!
と思われるかと思います。
<最終面接を勘違いしてはダメ>
「一次・二次面接」を通過後に「最終面接」となりますが、実は大半の企業が最終面接まで採用権限のある社長や役員クラスはほとんど出てきません。
そもそも最終面接を勘違いしている方がかなりいらっしゃいます。
確かに、
最終面接=意思確認(採用)
というケースもありますが、実はかなり少数派なんです。
ほとんどの企業は
最終面接=最終判断(採用or不採用)
としており、社長や役員クラスが合否を判定するんです。
最終面接は社長や役員クラス
大企業では社長が出てくることは稀でしょうが、
中小企業などでは社長まで出てくるケースは多くあります。
社長や役員クラスってどんな印象ですか?
◆会社の舵取りをしている
◆会社の経営に携わっている
◆決定権がある
などなど。
そんなことを連想しますよね。
つまり、会社の社長や役員クラスが
となれば、どんなに人事担当と上手く進めていたとしても最終的に不採用となります。
そのため最終的に倒さなければならないのは社長や役員クラスだということをお忘れなく!!
とは言え、過程の人事担当者とは上手くやり取りしてくださいね!
「あなた」を推薦してくれることが多々ありますし後押ししてくれる味方になってくれますよ!
最終面接で見られるポイント
基本的に、最終面接までの過程で「あなた」については総合的に判断され、社会人としてのマナーやビジネスマナー、スキルについて合格とされています。
では最終面接で見られるポイントはどこでしょうか。
<最終面接で見られるポイント>
①「あなた」が本当にこの会社に合うか
②入社したいという熱意を持っているのか
③仕事に対して意欲を持っているか
社長や役員クラスが最終面接で見るポイントは主に上記3つのポイントです。
最終面接は注意点3つで突破
さて、最終面接についてはご理解頂けたかと思います。
さてここからが本題です。
たった3つの注意点を抑えるだけで最終面接は突破できます!!
<注意点1>熱意・意欲を伝える
<熱意Ver>
新しい環境に溶け込む柔軟性、未経験職種であれば仕事を1から学び直す謙虚な姿勢、リスタートに向けた決意とモチベーションの高さを全面に出してください。
<意欲Ver>
「将来はこんな仕事がしたい」という明確なビジョンを持ち、その意気込みを伝える。
第二新卒は「フットワーク」や「チャレンジ精神」「キャリアビジョンを叶える意欲」に加え「新たな風」を巻き起こすバイタリティある人材をアピールしてください。
<注意点2>一貫性を持つ
社長や役員クラスには必ず人事担当あるいは採用予定部署の上司からフィードバックを受けています。
つまり、既に回答がわかっている事を再度聞いてくる事もあります。
そのため、今までの面接で聞かれた事などは全て一貫性を持って回答するように注意してください。
さらに!!
と同じ質問を社長や役員クラスから聞かれたらチャンスです!!
<熱意Ver><意欲Ver>の内容を盛り込んで回答してください!社長や役員クラスにアピールできるチャンスになります!
<注意点3>徹底的に調べ上げる
会社の規模、社風、社訓、CSR、活動(ボランティアや女性推進など)をホームページや情報サイトで徹底的に調べておいてください。
入社を希望している会社であれば、さすがに調べ上げているとは思いますが!
<最終面接で見られるポイント>の一つでもある「あなた」が本当にこの会社に合うか。
最終面接では非常に重要なポイントです。
例えば、
「御社の〇〇や△△に共感致しました。」
★共感してくれている=会社に合う★
と思われやすく、好印象を与えることができます!
最終面接でよくされる質問と例文
最終面接でよく質問される内容を以下に列挙していきます。よく回答で失敗してしまう質問に対しては<例文>を付けておりますので、ぜひ参考にしてみてください!
入社意欲や企業研究度を確認される質問
◆なぜ他社ではなく弊社が良いと感じたのですか
◆なぜ弊社を志望されたのか、教えてください
◆もし内定が出たら入社しますか
◆弊社の事業についてご存知でしょうか
◆この事業を将来どう成長させていきたいですか
◆弊社の企業理念に対し、どう思われましたか
◆弊社の強みや弱みは何だと思いますか
◆最近気になっているニュースを教えてください
また御社の「新たな100年への挑戦」という経営ビジョンの中で、社員が一丸となり、より品質を高めてお客様の期待以上の満足を提供していく姿勢に共感しており、私も御社の社員として次の100年に向かって貢献できればと考え志望させて頂きました。
「他社のことはよく分かりません」という回答では、業界研究が足りない、ひいては入社意欲に欠けると判断されます。また「○○株式会社は、△△が劣っています」と他社を否定する回答も好感を持たれません。
「業績がいいからです」と回答すれば「業績が悪くなれば辞めるのですか?」と問われる可能性があります。
他社の否定はせず、他社状況を踏まえ応募企業の強みや良さを説明すると「よく研究している」「入社意欲が高い」と好印象を与えることができますので、注意して回答してください!
「将来像について今一つ分かりません」「成長事業なので、更なる発展に貢献していきます」など業界知識がないと思われる回答や、漠然とした回答では採用にはつながりません。
面接官はこの回答から入社後のイメージ、業界知識について少しでも研究し、事業の中の一人になるという視点で考えているかを見極めています。
あらかじめ企業のホームページや求人情報から事業の将来像をイメージしたうえで、やるべきことを具体的に語るようにしてください。
入社後のキャリアビジョンに関する質問
◆弊社でどう働いているイメージがありますか
◆弊社への志望度はどのくらいですか
◆弊社に入社し仕事をする覚悟はありますか
◆入社後のキャリアプランはありますか?
「5年後は営業ではなく総務として仕事がしたいです」と募集職種と関連しない仕事を回答すれば、通常採用は難しいと判断されます。
また「部長になりたいです」と役職に就きたいという回答のみでは、理解力がないと判断され採用につながらないでしょう。ウケはいりません。
「やってみなければ分からないです」という回答も企業研究がされていない、活躍する姿をイメージできていないと受け取られます。
わからないのは当然ですが、5年後の「あなた」のなりたい姿をイメージして伝えてください!
就活状況の確認に関する質問
◆現在選考を受けている企業は他にもありますか
◆もし内定が出たら入社しますか
「入社意欲」とも似た内容ですが、就活の現状に関する質問もよくされます。
この質問は、受けた企業が第1志望であるかどうかの確認でもあります。内定を出しても、他の企業へ行ってしまっては意味がありません。
採用担当者は、内定を出した就活生には入社してもらいたいと思っているのです。とは言え、嘘はいけません。就活の状況は、正直に答えた方が印象が良いです。
最終面接の逆質問は内定に左右する
どんな人が最終面接を受けようと、面接官が聞く質問は基本的に同じです。
では、どこで内定が「取れる」「取れない」で差が付くのか??
言わずもがな「逆質問」なんです。
しかも何を聞いても良いし、質問内容は人それぞれです。正直ここでしか差が付かないんです。
<必ず実行してほしい事!>
社長や役員クラスに対して聞きたい事を準備し逆質問をする。
意欲を全面にアピールできる最大の技です!
緊張しているかもしれませんが、将来の大事な面接です。
一期一会の精神で、必ず実行してください!
逆質問を「しているか」「していないか」では内定率が10%以上異なるというデータもあるくらい重要です。
実際に私が企業の社長や役員さんからどんな逆質問が印象に残ったのかをまとめていますので、そちらを参考にしてみてください!!
最終面接前には転職エージェントに確認を!
転職活動をされている方の中には当然、「転職エージェント」に登録し活用している方もいらっしゃると思います。
むしろ、大半がそうだと思います。
そこで、最終面接前には必ず専任のエージェント(担当者)にどんな点に気を付ければ良いかということを確認しておいてください!
エージェント(担当者)というのは企業ともつながりがあります。「その企業がどんな人を好むのか」あるいは「人事担当者の特徴」「お偉いさんの好む回答」など知っている場合があります。
もし、確認をしてみて「大した回答がないエージェント(担当者)」であればポンコツエージェントの可能性があります。既に最終面接まで行っている「あなた」の状況ではどうしようもないかもしれませんが。
万が一落ちてしまった場合には。
- エージェント(担当者)の変更
- 転職エージェント自体の変更
を検討してみてください。
エージェント(担当者)の変更方法は以下で詳しく解説していますので参考にしてみてください。
また転職エージェント自体を変更したいという20代・第二新卒の方は以下の記事を参考にしてみてください!
結論から言っておきますと。
私は大手総合型転職エージェント(リクルートやdoda等)は一切紹介もおすすめもしていません。
「とりあえず」「なんとなく」で大手総合型転職エージェント(リクルートやdoda等)に登録していませんか?
「転職エージェント おすすめ」とかで調べると、まぁ「リクルートやdoda」が検索で出てきますよね。さらにCMや広告があるので、どうしても大手だからと登録してしまいがちです。
心当たりはありませんか??
それが転職失敗の一番の原因なんです。
<これだけは覚えておいて>
転職エージェントは必要ですが、「あなた」の属性に合った転職エージェントへの登録が必要!
・第二新卒なら第二新卒特化型へ
・ニートならニート特化型へ
ということです。
突破まとめ
さて、本ページのまとめをしておきます。
<まとめ>
最終面接は社長・役員クラスがメインで普通に落ちる。人事担当と関係を構築しておけば「後押ししてくれる強い味方」になる。
<最終面接で見られるポイント>
①「あなた」が本当にこの会社に合うか
②入社したいという熱意を持っているのか
③仕事に対して意欲を持っているか
<最終面接は注意点3つで突破>
①熱意・意欲を伝える
②一貫性を持つ
③徹底的に調べ上げる
⇒特に「共感している」は印象Up!!
<逆質問が内定を左右>
パターン別逆質問集は以下の通り。
<最終面接に落ちたら>
諦めるな!!
総合型転職エージェント(DODAやリクナビ等)には登録するな!
第二新卒は第二新卒特化型転職エージェントに登録すべし!!
<20代・第二新卒向け転職エージェント>
公式サイト⇒DYM就職 書類選考なし
公式サイト⇒『ウズキャリ』ブラック排除
公式サイト⇒【第二新卒エージェントneo】
求人が異なるので、出来れば上記3社を同時登録がおすすめ!
*当サイトからは登録無料です。
特に『DYM就職』は書類選考なしで面接まで行く事ができるため非常に有利です。いずれの転職エージェントも登録後は面談がありますが、面談に行かなければ求人を紹介してもらえませんので、必ず行くようにしてくださいね!
いかがでしたでしょうか。
最後の最後で過信しすぎて落ちてしまった
なんてことにならないように、この記事を参考にぜひ突破してください!
内定が出るよう陰ながら祈っています!
でわ!MrダービーBoyでした。
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