現役アドバイザーのMrダービーBoyです。
しかも、書類選考というハードルをクリアしたにも関わらず一次面接であっさり「お祈り」されてしまう。大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
- 一次面接で落ちてしまう2つの理由
- 一次面接を突破する3つのポイント
について徹底解説致します。
気になる部分から読んでいただいてもOKです!
◆目次
転職における一次面接の特徴
転職の場合には新卒時とは異なり、長々と面接が行われるケースは少ないです。
企業によっては一次面接で終わるところもあれば、多くとも三次面接(最終面接)までという企業が大半です。
とは言え、一次面接を突破しない事には当然ですが最終面接まで辿り着く事は出来ません。そこで一次面接を突破するためには「一次面接の特徴」を知っておく必要があります。
一次面接の特徴
- 人事部の若手社員が担当するケースが多い
- 第一印象やマナーを見られる
- 会話のキャッチボールが出来るか
- 企業調査をしているか
- 入社意思があるか
- 志望動機や転職理由の筋が通っているか
上記の内容は当然ですが、二次面接、最終面接と進んでいく中で何度も見られ、何回も同じ事を聞かれたりします。
その理由は「一貫性」があるかどうかを確認しているからなんです。
とりわけ一次面接においては上記の中でも・・・
- 第一印象やマナーを見られる
- 会話のキャッチボールが出来るか
- 入社する意思があるか
という点を重視して見られる傾向にあり、「一次面接の特徴」とも言える部分です。
面接当日気を付けるべき点については以下のページを参考にしてみてください!
一次面接で落ちる理由
一次面接で落ちる理由は大きく分けると2つの原因が考えられます。
2つの理由
1.あなたに問題がある
2.転職エージェント側に問題がある
特に「2.転職エージェント側に問題がある」については他のサイトであまり触れられていない点をぶっちゃけで解説していきます。
1.あなたに問題がある
一次面接では人事部の採用担当者が面接官を務めることが多く、「当社のビジネスパーソンとして最低限の基準を満たしているか」という部分をチェックしています。
二次面接を担当する現場責任者や最終面接を担当する役員に「なんでこんな人を通したの?」と言われないための確認をしていると考えてください。
一次面接で多い不採用理由
- 会社や仕事内容を調べていない
- 質問に対する答えがズレている
- 第一印象が悪い
- ビジネスマナーが身についていない
- 転職・退職理由に一貫性がない
- 志望動機や自己PRが伝わっていない
「新人であればビジネスマナー等は入社してから」と言い訳が出来るかもしれませんが、転職者ということは、少なくとも社会人を経験しているわけです。
最低限の身だしなみやマナー、転職理由や志望動機は話せて当たり前というスタンスであることを肝に銘じておいてください。
退職理由(残業や人間関係、短期離職など)については以下のページを参考にしてみてください!
また周りの方がどんな理由で転職を考えているのかなどは以下のページで解説しています。
2.転職エージェントに問題がある
一般的に採用企業側がまず一次面接で重視し確認している部分は「当社のビジネスパーソンとして最低限の基準を満たしているか」。
それ以外にも企業ごとに面接で見ている点はそれぞれです。当たり前の事ですが、企業によって「求めている人物像」が異なるからです。
企業側の面接ポイントを把握する方法は一つしかありません。それは転職エージェントを活用することです。
しかし、登録している転職エージェントが間違っていると的確なアドバイスを受けることが出来ません。
そこで確認です!!
「とりあえず」「なんとなく」で大手総合型転職エージェント(リクルートやdoda等)に登録していませんか?
「転職エージェント おすすめ」とかで調べると、まぁ「リクルートやdoda」が検索で出てきますよね。さらにCMや広告があるので、どうしても大手だからと登録してしまいがちです。
この点について詳しくは以下のページを参考にしてみてください!
心当たりはありませんか??
それが転職失敗の一番の原因なんです。
覚えておいて
なぜ「リクルートやdoda等」いわゆる総合型転職エージェントでは転職に失敗してしまうのか?その理由も詳しく以下のページで解説しておりますので、私がおすすめする転職エージェントと合わせて参考にしてみてください。
⇒第二新卒おすすめ転職エージェント12選!ランキングでわかる!
一次面接を突破する3つのポイント
実際に企業側が一次面接で「あなた」の事をどういった視点で見ているのか。ということは、いわば突破するための大きなポイントであると言えます。
3つのポイント
1.マナーを重んじているか
2.受け答えができるか
3.入社する意思があるか
順に解説していきます!
突破1:マナーを重んじているか
営業職、技術職、あるいは事務職などに限らずこの部分は「社会人として評価している部分」です。
「そんなのできて当たり前だよ!」と思うかもしれませんが、第二新卒の場合には特にみられるポイントです。
「ゆとり」と言われた経験はありませんか?
人事の面接をする人は私たちより圧倒的に歳上の方が多いです。それも権限をもっている50〜60代!選考が進むにつれお偉いさんが出てきますから当然です。
彼らからすると「ゆとり」という言葉に非常に敏感で・・・
協調性があるのか?
お客様の前に出して大丈夫か?
ということを重視してみます。
さらに、第二新卒の場合には1社目(新卒時)でマナー研修などを一通り受けていると思います。実は採用企業側がマナーを重視するのには、第二新卒の需要と大きな関連性があります。
<第二新卒に需要がある理由>
- 中途に比べ採用コストが安い
- 仕事に染まっておらず伸びしろがある
- 1社目でマナー研修を一通り受けており、研修コストを削減することができる
その他にもありますが、詳しくは以下を参考にしてみてください。
主に上記の様な点から第二新卒の需要が高まっており、マナーができない第二新卒は改めてマナー研修等を行う必要があったり、それに掛かる時間も含めてマナーが出来ない第二新卒は敬遠しがちになるんです。
ということで、マナーでは4つの点に気を付けてください!
守るべき4つのマナー
1.挨拶ができるか(社内外)
2.敬語が使えるか
3.落ち着きがあるか(貧乏ゆすり等)
4.お礼と謝罪ができるか
こんな所を見ています。
第二新卒の方は、一度は社会に出ています。
嫌な話ですが、一次面接では・・・
「退職している事実がある」
「もしかしたら退職した原因が「あなた」に起因しているのではないか」
と疑ってかかるわけですね。
改めて上記4つの最低限のマナーを振り返ってみてください!
さらに髪型や服装などもこのマナーに入ってきます。そこで、別でまとめていますので参考にしてみてください!
⇒第二新卒男性の面接!服装・髪型・眉毛における第一印象Up術
⇒第二新卒女性の面接!服装・髪型・メイクにおける第一印象Up術
突破2:受け答えができるか
簡単に言うと「会話になるか」という事です。面接時に素朴な質問をされることがあります。
例えば、履歴書・職務経歴書の趣味欄に「旅行」と記載したとしましょう。
何が言いたいかというと、この質問は「はい・いいえ」問題なんです。
「はい」としか答えようがないじゃんか!」と思うかもしれませんが、こういうポイントで落ちる人と落ちない人で差が出てくるんです。
一次面接で受かる人は!!
つまり!!
単純な質問に対して話を膨らますことができるのかという事を見ているんです。
なので、できる限り面接時には「はい・いいえ」だけでなく、少し話を広げられるような回答を心がけてみてください!
突破3:入社する意思があるか
なんだかんだ言って、この部分が一番評価している点ですね。
「入社する意思=志望動機」でもありますが、「ただ入社したい」だけではまさに落ちる人の典型的なパターンです。
「入社する意思=志望動機」の中には必ず「入社後のビジョン」も入れるようにしてください!
具体的には
・入社後どんな仕事がしたいのか
・どんな経験をしたいのか
・入社して何が出来るのか
・どんなキャリアビジョンがあるのか
etc...
転職は成功すればゴールというわけではなく、転職後もその会社で働き、成長、活躍していかなければなりません。入社後のビジョンを伝え、仕事に対してのやる気をアピールすることが大切です。
入社後のビジョンを明確に伝えることで企業への熱意も伝わり、志望度の高さをアピールすることができます。
だからこそ、企業研究をしっかりし、ビジョンを明確にしておく必要があるんです!漠然としていると、将来性がないと判断される可能性もあり、結果として「一次面接で落ちてしまった」とならないように出来ることはやっておきましょう!!
一次面接でよくされる質問12選
実際に一次面接でよくされている質問を12個抜粋しました。
良くされる質問
- 自己紹介をお願いします
- 自己PRをお願いします
- あなたの強み・弱みは何ですか
- 志望動機を教えてください
- 前あるいは今の会社でどんな仕事をしていましたか
- 入社後どのような仕事をしたいですか
- 選考状況を教えてください
- なぜ転職を考えたのですか
- 困難を乗り越えたエピソードはありますか
- 転勤は可能ですか
- どんな仕事に興味がありますか(趣味など)
- 最後に何か質問はありますか
転職活動者の方に質問された内容を教えてもらい私自身解析や傾向を掴んでいるつもりです。
そこで皆さんに一つだけ共通していて、なおかつ注意して欲しいことがあります。
みなさん、面接の最後の質問って覚えていますか。だいたいどの企業も必ず聞いてきます。
ちょっと考えてみてください。
でてきましたか?
面接の最後は必ずこうです。
みなさん特に質問をその場で思いつかず、しかも早くその場から立ち去りたいという思いから。
と回答する人が大半だと思います。
そんな時に言ってみてほしい魔法の言葉があります。非常に簡単です。
最後の質問がきた!と思ったらこの言葉を言ってみてください。
企業は、優秀な人材もそうですが、根本的には「前向き」な人材を欲しているんです!例えどんなに優秀な人材でもやる気のない人は求めていないんですよ。
また、質問したいけど「聞いたらまずいよなぁ」という内容!
例えば「年収」「残業」「ボーナス」など企業体質的なところはやはり聞きにくい!
そんな時はパターン別で企業側への逆質問集を作っているので参考にしてみてください!!逆質問をすることで企業に対して「熱意」や「志望度の高さ」をアピールする事ができますので、決して「いいえ」と終わらず、勇気を出して逆質問してください。
関連
一次面接を突破するためのまとめ
本記事のまとめをしておきます!!
<一次面接で落ちる2つの理由>
- 「あなた」に問題がある
- 転職エージェント側に問題がある
<一次面接を突破する3つのポイント>
- マナーを重んじているか
- 受け答えができるか
- 入社する意思があるか
<面接最後の質問で困ったら>
「ご縁あって御社に内定頂いた場合、出社日までに勉強や準備しておくことはありますか?」
と魔法の言葉を使う。それ以外に聞きたいことは以下。
私は企業の方から相談も受けます。
企業の求めている人物像もある程度把握しているつもりです。ですので、だまされたと思って実行してみてください!
みなさんが採用されることを願っています!
MrダービーBoyでした。
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