
現役アドバイザーのMrダービーBoyです。
現代の新卒の3年以内離職率ってご存知でしょうか。
実は30%を超えており、1年以内の離職率も15%近くと早期退職・短期離職という会社離れが深刻化しているんです。
裏を返せば、1社に固執するのではなく「自分に合わなければフィールドを変える」という認識に変化してきたからとも言えます。
その背景にはやはり、以前に比べて転職がしやすくなったからという理由が挙げられます。
そんな私も以前は大手ハウスメーカーに新卒で入社し約半年で転職をして今のキャリアアドバイザーの職に就いています。
プロの視点を持った私が新卒で会社を辞めたい人のためにアドバイスできればと思います。
◆目次
新卒で会社を辞めたいなら辞めて良い

新卒でせっかく就職できたのに・・・


など新卒には様々な葛藤があると思います。
新卒で入社したのに「もう辞めてしまったの?」という周りからの目もあると思います。もちろんご両親は心配するでしょう。
私も経験者なのでよくわかります。自分を棚に上げるわけではないですが、言うても大手ハウスメーカーに就職し将来は安泰だと友人から言われ、両親も喜んでくれました。
ですが、現実は超絶ブラック企業でまさに「想像していたのと違う」「続けられる自信がない」と研修後の4ヶ月目くらいから思っていました。さらになぜか「3年は勤めろ」という呪縛があり葛藤していた記憶が今でもあります。
*研修後の4ヶ月目で転職を決意する方も実はかなり多いんです。
プロのキャリアアドバイザーになった今だからこそ皆さんにお伝えできるのですが、「3年は勤めろ」というのはもはや迷信でしかありません。
一昔前と現代の考え方を比較してみましょう!
<一昔前>
みなさんの両親世代あるいはそれより上の世代の時代には「3年は勤めろ」というのが当たり前でした。
愛社精神が評価され、1社に長く務めるというのが美化されていた時代だからです。
また、転職市場の側面から言うと「人材が豊富」で「転職」に関する情報やツールがなかったからとも言えます。
では今の時代はどうでしょうか?
<現代>
「3年は勤めろ」というのはみなさんの両親あるいはそれ以上の世代の人たちです。
しかし実際の所「3年は勤めろ」というのはもはや迷信になりつつあります。現代はどちらかと言うと「早く決断し、新たなフィールドで活躍する」ことの方が個人としてのキャリア形成では優位だと考えらています。
と言うのも、「転職」が当たり前になった世の中で「転職を支援するツール」、いわば「転職サイト」や「転職エージェント」が多く台頭してきたからと言えます。
さらに日本国内では少子高齢化が急速に進んでおり企業側は「人材の確保」が急務かつ命題となっているんです。
そこで焦点に当たっているのが、新卒で早期退職・短期離職をした、いわば「第二新卒」と呼ばれている方たちなんです。
もちろん周りの目というのも気になると思いますが、周りの目は「あなた」にとって将来的に何か影響があるでしょうか。
むしろダラダラと今の会社で過ごしてやる気のないままキャリアを積むよりも「新たなフィールドで早くから活躍する」事の方が有意義だと私は相談に来る方にアドバイスしています。
ましてや、ブラック企業に入社してしまった方はこれから続けられる自信があるでしょうか。
「またブラック企業に入社してしまったらどうしよう」という不安があるのは当たり前だと思います。
ですが、新卒の転職は一人ではありません。私も当時転職エージェントを活用し二人三脚で転職活動を行い今に至ります。
転職エージェントの活用は今の転職市場において必須とも言えますが、実は転職で失敗してしまう原因もこの転職エージェントにあるんです。
注意
「転職エージェント」の登録は必要。しかし誤った転職エージェントの登録が失敗に繋がる。
そのため、登録すべき転職エージェントに登録する必要がある。
入社してからでないとわからない事ももちろんありますが、転職エージェントを上手く活用することで事前にブラック企業を回避することもできますので、ぜひ前向きに転職を考えてみてください!
以下の記事に第二新卒向けおすすめ転職エージェントを12選紹介していますので、「あなた」の状況に合う転職エージェントを選んで登録してみてください!
⇒第二新卒おすすめ転職エージェント12選!ランキングでわかる!
辞める前に再度転職すべきか確認する

「辞めたいなら辞めてもいい」とお伝えしましたが、せっかく新卒で入社した会社です。本当に転職すべきなのか。今一度考えてみましょう。
以下のポイントで「YES・NO」で自分に問いただしてみて下さい。
チェックしよう!
- 今の自分の立場に満足しているか
- 年収に満足しているか
- 周囲とうまくいっているか
- 出世したい人は出世ができそうか
- 今の会社に将来性があるのか
- これからも続けられそうなのか
- その仕事が好きなのか
7つのポイントの内、何個「YES」がありましたか?
上記はあくまで指標ですので他にも自分で思い当たる点は全て洗い出してみてください。
また今の業界ではなく、未経験職種への挑戦をしたい方は強い意志を持っていれば転職をおすすめします。
理由は明確で、未経験職種の場合は早いに越したことはないからです。
特に第二新卒・20代は基本的に未経験職種への挑戦になるケースが多いです。これが30代を超えた、いわゆる中途採用枠の場合には「仕事に染まっている」可能性があると企業側は捉えがちです。
30代を超えたから遅いというわけではないのですが、30代で未経験職種よりも20代で未経験職種の方が企業側は好んで採用するケースが多いです。
新卒は会社を辞める前に内定を取る
さて、本気で転職を決意した方にアドバイスです。
転職を決意したならば、辞める前に転職活動を終え、内定を取ることをおすすめします。
というのも新卒の場合、内定を取る前に退職をしてしまうと「金銭面」でもきつくなりますし、何より万が一転職に失敗してしまった場合、やる気や仕事に対する意欲がなくなってしまいそのままニートになってしまうという例も少なくないからです。
「よく失業保険があるから大丈夫でしょ!」という方もいますが、実は落とし穴があります。
また、新卒が第二新卒として転職活動をした際の一般的な内定までの期間は以下の通りです。
<一般的な内定までの期間>
1ヶ月以内 ⇒ 約3割
2ヶ月未満 ⇒ 約3割
2ヶ月以上 ⇒ 約3割
3ヶ月以上 ⇒ 約1割
1~2ヶ月以内に内定が出る方が全体の約6割もいらっしゃるんです。
最大3ヶ月を目途に転職スケジュールを組んでみてください。
<例えばの仮スケジュール>
◆7月から転職活動開始
◆8~9月までに内定
*内定獲得後は早急に退職意志を示す
◆9月末までに引継ぎ等
◆10月から新会社に入社
<注意点>
会社によって就業規則がありますので、何ヶ月前までに会社に通告しなければいけないのか、事前に確認しておきましょう!
一般的には1ヶ月前通告がほとんどだと思いますが企業により様々ですので。
会社を辞めたい新卒が相談するべき転職エージェント3選

新卒の転職、つまり第二新卒に限った話をしているので、中途の方などはまた別なんですが。
なぜ新卒の転職は総合型転職エージェントではなく、
第二新卒特化型転職エージェントが良いのか。
<理由は明白>
第二新卒特化型にある企業の求人は、企業が第二新卒特化型転職エージェントに求人を依頼しているからです。
つまり、そもそも第二新卒を取りますよ!と言っているです。上述でも書きましたが、総合型転職エージェントは中途やその他があるためにライバル数が多くなります。なので、第二新卒特化型転職エージェントが圧倒的有利なんです!
そして、もう一つメリットでもありデメリットでもあるんですが。
注意
第二新卒特化型転職エージェントは20代の内にしか活用できない!ということです。
そして現代の市場では第二新卒に対する企業の注目度は非常に高いです。そのため、第二新卒特化型にある求人の質もかなり高くなってきています!
1位『ウズキャリ』ブラック排除

こんな方におすすめ
- 全ての20代
- 手厚いサポートが欲しい方
- ブラック企業を絶対避けたい方
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- 内定が確実に欲しい方
イチ押しポイント
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ブラック企業排除の徹底が最大の魅力!
特にブラック企業排除にはかなり力を入れており、離職率/労働時間/社会保険の有無/雇用形態など厳しい基準を設けています。
「とにかくブラック企業はもう嫌だ!」という方は登録しておいて間違いない転職エージェントの一つです!
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会社を辞めたい新卒のためのまとめ
本記事のまとめをしておきます!
<辞めたいなら辞めてもいい>
「3年は勤めろ」はもはや迷信。今の時代は「早く決断し、新たなフィールドで活躍する」という考え方が主流となっている。
<辞める前にチェックしよう!>
1.今の自分の立場に満足しているのか。
2.年収に満足しているのか。
3.周囲とうまくできているのか。
4.出世したい人は出世ができそうなのか。
5.今の会社に将来性があるのか。
6.これからも続けられそうなのか。
7.その仕事が好きなのか。
<YESの数>
・0~2個 転職すべきです
・3~4個 転職をおすすめします
・5~7個 もう少し留まっても良いかもしれません。
<辞める前に内定を取る>
退職後からの転職活動よりも在職中に内定を獲得する方が金銭面・モチベーションの面からも無難。
一般的には3ヶ月以内に内定が出る。そのため、転職活動のスケジュールは3ヶ月を軸に組み立てる。
<新卒が転職する方法>
転職エージェントへの登録・活用が必要!しかし、登録すべき転職エージェントを間違えては転職で失敗してしまう。
<転職エージェント側のぶっちゃけ>
エージェント側(私の様な存在)の裏側をぶっちゃけますと、インセンティブ(成果報酬)は転職活動者の年収の何%か。
つまり中途採用の方が年収は高くなるため転職エージェントは自分のインセンティブ(成果報酬)を多くもらいたいので、必然的に中途の方を斡旋します。
まさにこれが新卒が総合型転職エージェントで転職を失敗する大きな要因。
<第二新卒特化型転職エージェントのメリット>
第二新卒特化型にある企業の求人は、企業が第二新卒特化型転職エージェントに求人を依頼しているから。
つまり、そもそも第二新卒を取りますよ!と言っている。上述でも書きましたが、総合型転職エージェントは中途やその他があるためにライバル数が多くななるので第二新卒特化型転職エージェントが圧倒的有利なんです!
さらに20代しか活用できないという点もある。
いかがでしたでしょうか。
私自信、早期退職・短期離職をしている経験もあり、新卒が辞めたいならば辞めて転職をしてしまい新たなフィールドで活躍する方が良いと考えていますし、転職市場もそうです。
せっかく入社したのに辞めるのはもったいないと思うかもしれませんが、これから先みなさんはまだまだ長い社会人生活が待っています。
少しでも良い環境に行くためには自らが行動を起こさなければなりません。
上記で紹介した転職エージェントは必ず「あなた」の悩みに親身に対応してくれます。実際『ウズキャリ』と『DYM就職』に登録した私の経験からもおすすめできます。
転職するべきかどうかも含めてまずは相談してみてはいかがでしょうか。
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【3位】第二新卒エージェントneo
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