現役アドバイザーのMrダービーBoyです。
初めての転職で不安も多いと思います。
当ページでは「わからないことをわかる」ように解説していきますので、参考にしてみてください!
◆目次
第二新卒とは
転職が盛んになったからこそ、この言葉を耳にする機会が多くなったのではないでしょうか。少し前までは、企業側も「新卒」「中途」という形で2つに分けていました。
簡単に言うと・・・
<新卒>
高校、大学、専門学校などを卒業したばかりの者。
*採用企業からしたら自社が「1社目」という扱い。
<中途>
企業あるいは自営業に携わっており、2社目あるいは3社目となった者。
*採用企業からしたら「転職活動者を採用する」という扱い。
そして若手の転職が盛んになった事でよく聞くようになった「第二新卒」がカテゴリとして追加されたと言った感じです。
<第二新卒>
新卒で入社し1社経験している者は採用企業からすると「第二新卒」という枠組みで今現在は位置づけています。
そもそも新卒と何が違うの?
って思いますよね(笑)
一つ大きな違いとしては、「第二新卒」は短い期間だとしても1社経験しているということです。
この点についてもう少し詳しく知りたい方は以下のページを参考にしてみてください。
第二新卒って何歳まで?年齢制限は?
という質問をよく受けます。
正確に言いますと、年齢ではありません。
というのも語弊がありますが、一般的には・・・
「1~3年」の期間中に退社し、転職を考えている者(転職活動者)。
大学4年生(22歳)を卒業し転職したとした場合、25歳までは「第二新卒」と言えるでしょう。
というわけではありませんが採用企業は一般的に1~3年の期間を「第二新卒」と見ていることが多いです。
しかし、最近の企業の考え方として、第二新卒の年齢枠を広げようとしている企業もかなり多く見られるようになりました。
つまり!!
1~3年を第二新卒として一般的に見ているところを1~5年まで年齢枠を広げているケースがかなり増えてきました!(28~29歳程度まで)
それでは次にパターン別に見てみましょう!!
第二新卒としての転職可否【パターン別】
特に浪人、留年等もせずに4年制の大学を卒業し、卒業後3年以内に転職する場合であれば第二新卒として募集をかけているほとんどの企業で応募基準に満たしているので心配する必要はないです。
ただし、大学院に進学してから卒業した、浪人・留年して年齢が高くなった、卒業後に長い空白期間があったという場合には企業によって応募することができない場合もあるので注意が必要です。
◆大学院を卒業した人
大学院に進学してから就職した場合、卒業時点で4年制大学とは年齢が異なります。
浪人・留年がなければ、卒業時の年齢は。
- 修士課程なら24歳
- 博士課程なら27歳
となります。
仮に1社目を3年勤め転職を考えたとした場合。
- 修士課程なら27歳
- 博士課程なら30歳
となりますよね。
修士課程の場合、27歳となるので一般的には第二新卒として転職する事はそこまで気にする必要はありません。
但し、文系職種として転職する場合には年齢制限をしている企業もあるので、そういった企業では応募基準に満たない、応募したとしても不利になってしまう場合もあります。
博士過程の場合、院卒の採用が多い企業であったとしても30歳までいっていると第二新卒として転職する事は難しくなるケースが多いです。
メーカーの場合、割と大学院卒を採用する傾向にあるので、もし気になる方がいれば以下のページを参考にしてみてください!
⇒メーカーへ転職するメリット・デメリット!営業・技術職別に解説
「3年は働くべき」と良く聞くと思いますが、今の時代では全くその考えは通用しないので、後述を読み進めてみてください。
◆浪人・留年をしている場合
浪人とか留年というのは後ろめたい気持ちもあると思います。
ぶっちゃけで言いますと。
理由もなく2~3年と年数がある場合には、年齢的にも企業に与える印象的にも不利になると言わざるを得ません。
しかし1年程度の浪人、留年であれば正直あまり気にされることはなく、3年以内という制限をかけている企業であれば特に不利になることはありません。
いずれにしても、「なぜ浪人したのか」「なぜ留年したのか」という点をしっかりと伝えることが出来なければいけませんが。
第二新卒というのは、あくまで若年層を採用したいと考えて企業が募集をかけています。同様の社会人経験で年齢が高い人材を積極的に採用することはあまりないというのも現実です。
◆卒業後に空白期間がある場合
卒業して一度就職し、辞めてから空白期間がある場合であっても第二新卒として転職することは可能です。
詳しくは以下のページを参考にしてみてください。
よく勘違いされており「自分が既卒ではないか?」という質問を受けます。
<勘違いしないで欲しい事>
例えば・・・
①新卒で入社(22歳)
②1年以内に離職(23歳)
③離職後はアルバイトを1年(24歳)
④正社員を目指す(今この段階)
という方は1~3年以内(ないしは1~5年)の「第二新卒」ということになります。
そのため、第二新卒枠として就職活動をすることができる。ということなんです。
とは言え、企業が第二新卒に求めるのは一定の社会人経験と若さ。特に仕事が出来る出来ないという指標ではなく、あくまでも社会人としての最低限のマナーを持っているかという視点がかなり大きいです。
よく第二新卒の短期離職は転職が厳しいと言われますが、そうとも言い切れません。詳しく知りたい方は以下のページを参考にしてみてください!
ちなみに自分が既卒(一度も正社員として働いたことがない方)だと言う方は以下のページを参考にしてみてください。
入社後3年は働くべき?
「入社したら最低でも3年は勤めなさい!!」
この言葉、、、めちゃくちゃよく聞きませんか?
これも少し前までは理解できる言葉でした。この言葉を使うのは、おそらく両親、あるいは祖父母の世代ですよね。あと実は企業も使います。
転職が盛んなため、企業もせっかく雇った人を手放したくないからです。
でもそんな企業には要注意!人の動き(回転)が速くブラック企業かもしれません。
なぜ「入社したら3年」なのか?
一応根拠があります。
<根拠>
①社会人としての礼儀を学ぶ期間
②仕事とは何かを知る期間
③従事した仕事を理解するのに必要と考えられる期間
こんな感じです。
ですがもう古い!!もはや死語にすべきくらいなのが今のご時世です。転職が盛んになっている事は十分に理解されていることと思います。
だからこの「入社したら3年は勤めろ」って言葉を鵜呑みにしていると出遅れてしまう可能性があるんですよ。
転職が盛んになったおかげで、最近では転職がしやすい環境が整っています。それはつまり、転職活動者も増加している!という事なんですよ。
では第二新卒として転職するにはどうすればいいのか?
次を読み進めてください。
第二新卒として転職を成功させるには?
結論から言ってしまうと。
転職エージェントに登録・活用する
ことです。
ここまでは様々なサイトでも書かれていますよね。
但し、注意が必要です!!
「とりあえず」「なんとなく」で大手総合型転職エージェント(リクルートやdoda等)に登録していませんか?
「転職エージェント おすすめ」とかで調べると、まぁ「リクルートやdoda」が検索で出てきますよね。さらにCMや広告があるので、どうしても大手だからと登録してしまいがちです。
心当たりはありませんか??
それが転職失敗の一番の原因なんです。
覚えておいて
なぜ「リクルートやdoda等」いわゆる総合型転職エージェントでは転職に失敗してしまうのか?その理由も詳しく以下のページで解説しておりますので、私がおすすめする転職エージェントと合わせて参考にしてみてください。
⇒第二新卒おすすめ転職エージェント12選!ランキングでわかる!
もっと詳しく第二新卒の転職の流れなど知りたい方は以下のページを参考にしてみてください!!
第二新卒の年齢制限まとめ
<第二新卒は何歳まで?>
「何歳まで」という制限は明確にはない。
基本的には新卒入社後1~3年以内の転職活動者の事を指している。最近では1~5年まで幅を広げてきている。
<入社後3年は働くべき?>
転職するなら早ければ早い方が良い。「3年働くべき」というのはもはや死語になりつつある。
<第二新卒として転職するには>
転職エージェントに登録する必要がある。
しかし「とりあえず」「なんとなく」で登録しては転職失敗の原因となる。そのため、第二新卒特化型の転職エージェントに登録する必要がある。
人気エージェントランキング
【3位】第二新卒エージェントneo
正社員求人100%!経歴・学歴不問!短期離職・未経験職種OK!公務員から民間もOK!ほとんどのスタッフが第二新卒を経験。キャリアカウンセリングでは過去の経験や学校での過ごし方、就職活動の経験や部活動から「あなた」の性格や考え方を踏まえ求人の紹介、将来のキャリア形成のお手伝いもしてくれます。
いかがでしたでしょうか。
第二新卒が何歳までで、年齢制限があるのか。ということについてお分かり頂けましたでしょうか。
これから転職を考えている20代・第二新卒の方は、新卒時にお世話になった「リクルート」や「doda」も悪いとは言いませんが、第二新卒に完全に特化しているわけではありません。
第二新卒特化型転職エージェントは20代でしか活用できない転職エージェントです。圧倒的に内定率も変わってくるので悩んでいる方、転職したい第二新卒の方はぜひ登録をおすすめします!